会社案内

100年を超えるイノベーションの伝統

沿革

エバラの基礎づくり(1920年~1940年代)

 舶来品万能の時代に、ゐのくち式機械事務所としてスタートした荏原製作所は、社会や顧客の要請に応えるために、未知の領域にも「熱と誠」の精神で取り組んできました。そして、ポンプをはじめとして、送風機、冷凍機などの国内生産初となる製品を含め、数多くの製品を開発し、社会に供給してきました。

1912

創業、ゐのくち式機械事務所

The logo of the Inokuty Type Machinery Office at the time of its founding

畠山一清は、世界的に認められた井口博士の渦巻きポンプの理論に基づいた優れた製品を世に広めるため、ゐのくち式機械事務所を興す

創業者 畠山一清

Ebara Founder: Issay Hatakeyama

Issay 1881年 石川県生まれ 東京帝国大学工科大学機械工学科(現東京大学工学部)に進み、渦巻ポンプの世界的権威・井口在屋博士に師事。後に株式会社荏原製作所を設立。一方、能楽と茶の湯を嗜み、蒐集した美術品を公開する畠山記念館を創立したことでも知られている

東京帝国大学 井口 在屋 博士

Dr. Ariya Inokuty, Professor of Tokyo Imperial University

1856年生まれ 東京帝国大学教授 1905年に発表した論文「渦巻きポンプの理論」は、遠心ポンプの理論を体系的に纏め上げ、「この種のポンプ理論の標準となる」と国際的に絶賛を浴びた

1915

理論と技術を基に、東京市向け 記録的大型ポンプ受注

Tokyo City: Pumps 1915

口径1140mmの渦巻きポンプという、当時では記録的な大型ポンプ。優に20tもあろかというポンプを、クレーン設備もない小さな町工場で加工。タガネで吊り、手やすりを掛け、穴は手ボールであけるという状況で、組み立ても試験も現地で行うなど、苦心惨憺の末の完成。このポンプは『熱と誠』を象徴するモニュメントとして本社ビルに設置されている

1920

株式会社荏原製作所設立

Company logo of EBARA CORPORATION (1920-1984)

製造品目をゐのくち式ポンプ以外の製品も広く手がけるとした趣旨からゐのくち式機械事務所から社名を変更

1921

送風機(遠心ブロワ)1号機を納入

1924

軸流ポンプの国産1号機製作

1925

水道向けポンプの国産化を実現

Tokyo City: Pumps 1925

国産ポンプの採用を訴え続けた結果、性能比較の機会を得た東京市淀橋浄水場で、外国製ポンプに引けを取らない性能を証明し、水道向けポンプの国産化をを実現

1930

ターボ冷凍機の国産1号機製作

1931

国産初の水道急速濾過装置完成

社会が求めたエバラの技術(1950年代~1970年代)

 日本の経済の復興、そして高度経済成長を迎え、顧客から求められる技術レベルの高度化に対して、荏原は、製品・技術の開発やコンプレッサ・タービン事業など技術導入による事業分野の拡大に取り組むことで、産業界からのニーズに応えてきました。また、荏原は、水道や下水道、雨水排水などの施設やごみ焼却炉などの住みよい社会に必要な社会インフラを支えるための製品や技術の開発にも取り組んできました。

1955

小型ポンプの標準化・量産化による拡販計画始動

EBARA Standard Pump 1956

小型ポンプを標準化による大量生産・大量販売という新コンセプトの標準ポンプを計画。1956年に一号機が完成し、その後多段ポンプ、水中ポンプなどシリーズを拡充

1961

ストーカ式ごみ焼却炉1号機を納入

1964

バンコクに戦後初の海外事務所を設立

製品のアフターサービス会社を設立

1965

藤沢工場を新設

EBARA Fujisawa Construction 1965

国内初の標準ポンプの量産体制を確立する。
1966年より冷凍機の生産も開始 藤沢工場で標準ポンプの累計生産台数は、2008年に1500万台を超える

1968

国産初、超臨界圧力用給水ポンプ納入

EBARA Pressure Pump 1968

大容量化が進む火力発電所は、超臨界圧力の時代に突入

エリオットコンプレッサに関する技術提携

石油精製及び石油化学向けコンプレッサ事業に参入

1975

袖ヶ浦工場を新設

EBARA Sodeguara Plant 1975

コンプレッサやタービンといったエリオット製品を主力とする風力機械工場として建設

ブラジルに戦後初の海外生産拠点設立

1978

国内最大級の大型ポンプ納入

口径4600mm×毎秒50m³の排水用ポンプ納入

社会に広がるエバラの技術(1980年代~現在)

 高度情報化社会を支える半導体の製造分野に取り組み、省エネルギー、環境負荷低減などの社会からの要請に応えた製品・技術の開発をするとともに、新興国の成長が世界経済の成長の原動力となる中、荏原の活躍の場は時代と共にグローバルに広がりました。

1984

新コーポレートマークを制定(現在のコーポレートマーク)

Current EBARA Logo

荏原のロゴマークは、EBARAの"E"をモチーフに、当社の企業活動の特質・企業姿勢のバックボーンとして、次に示すイメージ目標に基づいています。・水と空気と環境の明日を拓く・高品質・多様性・信頼感・成長性・機械エンジニアリング企業・積極性 ・新技術 ・国際性

1985

時代が求める新たな産業へ参入 半導体業界向け新規事業プロジェクト開始

EBARA Semi Conductor 1985

技術革新サイクルが短い半導体業界で、クリーンな製造環境をつくるドライ真空ポンプやナノ単位の平坦性を実現するCMP装置など、半導体製造に不可欠な製品を供給する精密・電子事業の始まり

1986

ルーツ型ドライ真空ポンプ1号機を納入

1992

CMP装置1号機を納入

2000

コンプレッサ事業のエリオット社が荏原グループ入り

2002
2006

中国で三つのポンプ生産拠点を設立

OIL&Gas向け(2002年)、大型・高圧(2005年)、ビル・大型施設向け(2006年)の各ポンプの拠点設立

2009

環境プラント事業を荏原環境プラント株式会社に統合

設計・調達・建設のEPC事業から運転・管理のO&M事業までの一体運営体制で競争力強化

2010

世界に供給する体制を強化 羽田工場から富津工場に移転

EBARA Futtsu Plant 2010

ポンプのグローバル製造拠点のマザー工場となる富津工場の稼働開始

2011

コンプレッサ事業の日米統合経営

拡大するオイル&ガス市場での飛躍を目指したエリオットグループとしての一体運営開始

2012

11月に創業100周年を迎える

2014

Ebara Pumps Middle East FZEを設立

中東におけるポンプの販売・サービス拠点として、アラブ首長国連邦にEbara Pumps Middle East FZEを設立

2015

指名委員会等設置会社へ移行

事業フィールドが世界に広がった荏原は、製品からサポートアンドサービスまでのトータルサービスを、新興国をはじめとした世界のお客様に提供できる事業体制の構築に取り組んでいます

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