ニュース & メディア

鶴家(つるが)排水機場にポンプ4台を納入

2019.04.01
株式会社荏原製作所

鶴家排水機場に納入した排水ポンプ設備


 荏原製作所(以下:荏原)は、農林水産省東北農政局発注の国営かんがい排水事業「中津山地区 鶴家排水機場」に排水ポンプ設備を納入しました。

1. 背景
 本地区は宮城県の北東部(石巻市、登米市)に位置し、稲作を中心に、水田の畑利用による麦・大豆などの生産が盛んな県内有数の農業地帯です。この地域は、北上川と旧北上川に囲まれた輪中地帯* であることや、既設の排水設備の老朽化による排水能力の不足により、大雨時の冠水被害が増大していました。このため、ポンプの排水能力増強と、古い設備の維持管理にかかる費用の低減が課題となっていました。

2. 概要
 今回納入した横軸斜流ポンプは口径2000mm×2台、口径1500mm×1台、口径900mm×1台です。ポンプと原動機の効率化を図り、省エネルギーを実現することで維持管理費の削減にも貢献しています。

概要
ポンプ 型式名 口径×排水量×全揚程 台数
2000HZGE
1500HZGE
900HZGM
2000mm×10.0m3/s✕5.1m
1500mm× 5.4m3/s✕4.5m
900mm× 1.6m3/s✕3.9m
2台
1台
1台
総排水量 旧:13.6m3/s → 新:27.0m3/s
契約金額 1,081,500,000円(税別)

3. 今後の展開
 今回納入した鶴家排水機場と、荏原がポンプ設備を納入した後谷地排水機場(平成28年9月完成、排水ポンプ4台の計画排水量20㎥/s)を合わせると、この地域の排水能力は従来の約1.8倍となりました。

 荏原は、これからも排水機場をはじめ世界各地のインフラを支えるさまざまな製品・サービスの提供を通して、今後も世界の発展に貢献していきます。

輪中地帯:集落や耕地を水害から守るために周囲を堤防で囲んだ地域

環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じてインフラを改良。

自然災害への適応能力を強化する。