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「リアルテックグローバルファンド1号投資事業組合」 出資に関するお知らせ

2020.07.07
株式会社荏原製作所

 荏原グループ(以下: 荏原)は、リアルテックホールディングス株式会社*1(本社:東京都墨田区、代表:丸幸弘、永田暁彦)が組成した、東南アジアのリアルテックベンチャーに対して投資育成を行う「リアルテックグローバルファンド1号投資事業組合」(以下:リアルテックグローバル)に5億円出資いたします。

1. 背景と狙い
東南アジア10ヵ国の総人口は6.5億人を超え、今後も人口の増加とともに中間所得層の拡大に伴う目覚ましい経済発展が期待されています。一方では社会課題も多く、環境・インフラ・食料問題といった日本の高い科学技術力で解決可能なディープイシュー(根深い課題)が数多く眠っています。
荏原は長期ビジョン「E-Vision2030」で今後の世界の展望をもとに課題を認識し、グローバルなマーケットインの視点で新規事業の開発と市場の参入を促進し、持続可能な社会に貢献していくことを目指しています。
リアルテックグローバルへの出資を通じて、新規事業のシーズを探索し、現地のスタートアップや大学の研究機関と連携した新規事業の共創を図ります。

2. リアルテックグローバルの概要
 リアルテックグローバルの投資対象は、ロボティックス、エレクトロニクス、バイオ、アグリ、環境、エネルギー、新素材、航空宇宙などのリアルテックベンチャーが中心です。短期間で投資利回り最大化を目指すベンチャーキャピタルファンドとは異なり、リアルテックグローバルの運営期間は10 年と長く、出資企業とスタートアップ企業との共創を通じた中長期的な技術発展・産業育成を重視しています。

3. 今後の展開
 荏原はリアルテックグローバルを通じて、東南アジアのスタートアップ企業に間接出資を行い、問題解決のテーマ性、協業成果、法務リスクなどを勘案後、直接出資の検討、協業の深化、新規事業の創出・育成につなげていきます。
 また、リアルテックグローバルには、荏原からも人材を派遣し、将来的にイントレプレナー*2や経営を担う人材を育成していきます。
 荏原は1979年にインドネシア支社を設立したのを皮切りに、公益財団法人荏原畠山記念文化財団を通じて東南アジアの技術者に技術指導を行うなど、東南アジアとは深い関わりを持っています。今後も社会課題の解決に向け、東南アジアのスタートアップ企業と新たなパートナーシップを築き、中長期にわたって持続可能な成長に貢献してまいります。

荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。

*1リアルテックホールディングス株式会社
リアルテックホールディングス株式会社は株式会社ユーグレナと株式会社リバネスの合弁企業です。詳細はこちら

*2イントレプレナー
一般の企業家を意味するアントレプレナーと区別した「社内起業家」を意味する。企業内で新しいビジネスを立ち上げる際に、そのリーダーとなる人材。