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独立行政法人水資源機構より、初の理事長表彰を受けました

2020年8月7日

代表機場:大和田機場(左)、横芝揚水機場(右)

 荏原製作所(以下:荏原)は、独立行政法人水資源機構(以下:水資源機構)より令和元年度に施工した「印旛沼・房総導水路ポンプ設備整備工事」において「優良工事受注者」と「優良工事技術者」の2部門で理事長表彰を受けました。荏原の創業以来初の受賞となります。

1. 背景
 荏原は、それぞれの目的に合わせて水を送るポンプ設備などの提案、設計、調達、機械設備工事、アフターサービスの総合エンジニアリングによって、広範囲にわたり上下水道が抱える課題を解決しています。
千葉県の印旛沼周辺では大雨による浸水被害を未然に防ぐ取り組みが100年以上前から行われてきました。また、九十九里地域や南房総地域では、人口の増加や都市化により水道水や工業用水の安定的な供給が求められています。

2. 概要
 今回の工事は、水資源機構が管理する千葉県の「印旛沼開発施設」に関連する3か所の排水機場および、「房総導水路施設」に関連する5か所の揚水機場等における、設備の保守点検や機器類の整備です。令和元年台風第15号※1で破損した設備を早急に復旧させ、機場の機能停止を防いだことや、設備の状態を詳細に把握するために独自にセンサーを設置して測定・分析を行ったこと等が「優良工事受注者」として高く評価されました。また、8機場の工事を期間内に安全に竣工させた監理技術者を、「優良工事技術者」として評価いただきました。

ポンプ諸元
(代表機場と代表設備抜粋)
大和田機場 立軸軸流ポンプ VS型
Φ3,600 mm×1,800 m3/m✕5.3 m✕2,600kW:2台
Φ2,500mm×900 m3/m✕5.3 m✕1,300kW:4台
横芝揚水機場 横軸両吸込渦巻ポンプ C型
Φ1,200mm×195m3/m×45m×1,740kW:3台
Φ1,100mm×195m3/m×45m×1,850kW:1台
他:印旛機場、酒直機場、東金揚水機場、大網揚水機場、長柄揚水機場、大多喜導水制御工
受注額(税抜き) 126,000,000円
工期 2019年7月31日 ~ 2020年3月25日

3. 今後の展開
 荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指しています。国内では上下水道を含め40年以上経過したインフラ設備が少なくありません。荏原の社会システム事業では、くらしを支えるポンプ設備の信頼性を維持するため、メンテナンスサービスの提供を通じて、社会インフラの強靭化を支えてまいります。

荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。

1:令和元年(2019年)9月に発生した台風。関東地方に上陸したものとしては観測史上最強クラスの勢力で、千葉県を中心に甚大な被害をもたらし、激甚災害に指定されました。