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EBARA Pumps Europeがセットメーカ向け販売を強化

2020年8月25日

ドイツ フランクフルト空港に納入されている荏原製品

 荏原製作所(以下: 荏原)の海外グループ会社の1つでイタリアに拠点を構えるEBARA Pumps Europe S.p.A. (EPE社)は、当社の中期経営計画「E-Plan2022」の市場戦略に合致した施策を設定し収益性の最大化を図るための取り組みの1つとして、インダストリアルビジネスユニット(Industrial Business Unit、以下:IBU)を立ち上げ、セットメーカ*市場での拡販を強化しています。

1. 背景と狙い
 EPE社のステンレス製ポンプは、セットメーカ市場の世界中のお客さま向けに納入されており、今後も成長が見込まれるビジネスです。EPE社は2016年にセットメーカ市場に特化したIBUを立ち上げました。そして、それぞれのお客さまに対し、迅速で、柔軟かつ信頼性あるサービスとオーダーメードのソリューションを提供することで事業規模を拡大しています。

2. IBU概要
 イタリアのガンベラーラにあるEPE社には、主にヨーロッパ市場をターゲットとする専任チームが編成されています。同オフィスに所属するIBUのチームは、最適なソリューションを提供するため、設計のみならず、生産計画、製番管理、受注管理、組立、評価試験など、製品開発に関わるすべての機能を有しています。複雑な技術上の問題にも迅速に対応できるよう、ヨーロッパ各国の専任営業員がイタリアのIBUチームと直接やり取りしています。
 また、荏原グループの海外生産拠点でもあるEPE社のIBUは他のグループ会社にも製品・サービスを提供しており、イタリア以外の海外市場においても、冷却装置の大手メーカをはじめとした各セットメーカとの契約締結に成功しています。

EBARA Pumps Europe OEMマネジャー
Sven Peter Erbes

 IBUのミッションは、セットメーカ市場のお客さまに、迅速で、柔軟かつ信頼性あるサービスとオーダーメードのソリューションを提供し、高い顧客満足度を獲得することです。IBUのチームを率いるマネジャーのSven Peter Erbesは次のようにコメントしています。
「過去4年間、私たちはセットメーカ市場で大きくシェアを伸ばして来ました。荏原の強みは、108年の会社の歴史の中で蓄積してきた技術と製品品質にあります。日本の標準ポンプの市場での確固たる納入実績と、トップのシェアを誇る荏原は、ヨーロッパや他国においてもまだまだ成長の余地があります。」

3. 今後の展開
 2016年にEPE社がIBUを設立して以来、2019年までにセットメーカ市場における売上成長率推移は毎年10%以上です。そして、現在検討段階の新製品の開発・投入により、一層の売上拡大の実現に期待がかかります。同時に、創業以来、荏原が培って来た技術と顧客からの信頼を強みに、セットメーカ市場でのグローバルで連携した迅速かつ柔軟な製品開発体制の構築に力を入れていきます。

荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。

セットメーカ:複数のサプライヤーから納入された部品を組立て、自社ブランドで販売する製造業者
(例. 冷却装置、洗浄装置、そして水処理装置などの製造業者)