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米国・空調機器メーカとの業務提携により データセンター向けポンプを開発

2020年12月10日

 荏原製作所(以下:荏原)の海外グループ会社で、北米で事業を展開するEBARA Pumps Americas Corporation(EPAC)は、米国の暖房、換気および空調(HVAC)機器を展開する大手空調機器セットメーカ*と業務提携契約を締結し、データセンター向けチラー(冷却器)用の特殊仕様ポンプの開発を行いました。受注金額は約1億円です。

1. 背景
 米国市場においては、HVAC、輸送、データ通信などの業界は成長を続けており、それによるデータセンター設備の建設が増加しています。それに伴い、チラー(冷却器)やその他の付属機器の需要も増加しており、チラーなどの重要な機器を製造するセットメーカ向けのポンプ販売も拡大しています。過去3年間で、EPACのセットメーカ向けビジネスは売上高ベースで5倍の成長を実現しました。

2. 概要
 EPACのセットメーカ向け事業は、EBARA Pumps Europeのインダストリアルビジネスユニット(IBU)のチームと連携を強化し、米国市場での販路を拡大して来ました。今回、業務提携したチラーシステム向けポンプにおいても、IBUと連携のうえ、顧客とともに、ニーズに則してカスタマイズした製品の開発を実現しました。製造コストの効果的な削減のみならず、クライアントの要望である消費電力の削減を実現するため、ポンプとモータの信頼性を高め、セットメーカが製造するチラーの本質的な改善に成功しました。

3. 今後の展開
 当社は、中期経営計画「E-Plan2022」で、それぞれの市場戦略に合致した施策を設定し収益性最大化を図るための取り組みを強化しています。今後も北米市場でのセットメーカ向け市場で信頼性を高め、革新的なソリューションと、生産の効率化ならびに合理化を実現し、高度に進化する社会の実現に貢献してまいります。

荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。

* 複数のサプライヤーから納入された部品を組立て、自社ブランドで販売する製造業者 (例. 冷却装置、洗浄装置、水処理装置などの製造業者)