CSR

高い倫理観をもって事業を行い、人々との信頼関係を築きながら、社会・環境の価値向上を目指します

畠山清二記念荏原基金

 畠山清二記念荏原基金(荏原基金)は、技術指導などを通して国際協力活動を行い、主として東南アジア諸国との相互理解と友好関係を深めるため、1989年に荏原に設立されました。
 これは故畠山清二社長の「地域社会とともに生きる荏原」という理念を生かし、企業の利益を目的としない社会貢献活動と位置づけています。
 活動の内容は次の2項目に分けられます。

1 . 荏原に蓄積された経験と技術を生かして、海外の大学等を拠点とした短期技術講座(セミナーなど)を提供する。
2 . 現地のニーズに合った研究開発のための支援を行う。

海外技術セミナー パンフレット

本基金の詳しい内容については、パンフレットをご参照ください。

短期技術講座

 開発途上の各地の強い要望に応えて、2017年6月末現在、セミナー、ワークショップ、研修コースなどを、20ヶ国において大小合わせて264回開催し、累計12,611名の参加者を得ています。
 これらのコース開催者は、各地の大学や公的機関とし、荏原は経験ある技術者を派遣して講座を受け持ち、技術力向上に寄与しています。参加者は各地の官・公・民各セクターの実務技術者が主体となっていて、コースの内容も公共施設や産業基盤の計画、設計、保守など、実務的な内容となっています。
 アジア工科大学、ベトナム/ハノイ工業大学、カンボジア/王立農業大学等とも協調して研修コースを実施しており、それぞれ特徴ある国際協力の場となっています。

研究支援

 荏原基金設立後、大学の研究を支援する目的で可搬式浄水装置、えび養殖池用曝気装置など現地の材料や労力で製作維持管理できる機材を供与し学生の卒業研究等に役立ててきました。
 最近、東南アジアの大学では、「流体機械を用いたエンジニアリングを学ぶ学部」や「熱と冷凍技術を学ぶ学部」などの人気が高まり、ポンプ講座のある大学が増えてきています。それに伴い、実習のための教材が不足しておりポンプの構造や性能測定方法を学べるような教材が欲しいという要望が増えています。
 2015年度から、ポンプを学ぶのに役立つ教材を大学に寄贈する事業を始めました。カンボジア工科大学、ホーチミン工業大学に給水ポンプユニットやポンプカットモデルを寄贈しました。