世界遺産を守る!構造物修復プロジェクト
〈古代遺跡コロッセオ〉

ローマの世界遺跡「コロッセオ」の外壁洗浄に、荏原のポンプを使用

2013年に実施されたローマの世界遺産「古代遺跡コロッセオ」の修復プロジェクトの一環で、外壁洗浄用の高圧ジェットポンプとして、荏原の立形多段ポンプEVMG型のブースタセットが採用されました。コロッセオの本格的な修復は1939年以来、73年ぶりとなる大修復工事でした。
貴重な世界遺産の表面を布で擦るのではなく水圧で洗い流すことによって、コロッセオの外壁を傷つけることなく凹凸に入り込んだ長年堆積した汚れを除去。これにより、自然な色味の外壁に戻すことに成功しました。
このポンプは、建築設計や遺跡の修復工事を専門とする建設業者に納品したもので、コロッセオでの修復工事終了後もイタリア国内にあるさまざまな世界遺産の洗浄用として使用されています。