横芝揚水機場

写真提供:独立行政法人水資源機構 千葉用水総合管理所
利根川と房総半島を繋ぐ生命線
機場概要
- 所在地:
千葉県山武郡横芝光町於幾
- 型式:
横軸両吸込単段渦巻ポンプ
- 仕様・台数:
Φ1200mm×195㎥ /min×45m×3台
Φ1100mm×195㎥ /min×45m×1台
課題・解決方法
昔から不安定な井戸水を使っていた房総半島の九十九里地域や南房総地域では、人口の増加や都市化が進み、水道水の要望が高まってきました。一方、千葉市から君津市にいたる京葉臨海工業地帯では、安定した工業用水が必要とされていました。ところが房総半島には、これらの水への要求を充分に満たすだけの大きな水源はありませんでした。そこで、これらの地域に利根川の水を運ぶ「房総導水路」がつくられました。利根川の水を南房総にある大多喜町まで、約100キロメートルもの長い距離を運び、必要な地域での水不足の心配をなくし、人々の暮らしを支えています。
特長
利根川から取水し、栗山川を通して運ばれてきた水を汲み上げてその先に待つ機場へ送る、房総導水路の出発点となるのが横芝揚水機場です。
2015年~2020年にかけて、機場の運用を止めずに、3台のポンプ更新を含む機械・電気設備の大部分を改修する工事を施工しました。
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