2020年08月04日
2019年 現場見学会:ポンプ模型によるレクチャー
荏原は上下水道や灌がい※1を始めとする水インフラにおいて、ポンプや送風機などの設備の提案、設計、調達、機械設備工事、アフターサービスの総合エンジニアリングにより、それぞれの課題を解決しています。
荏原が完工させた「H30 連携施設ポンプ設備修繕工事」※2が行われた施設は、国内に一カ所しかない2つのダムの水量を調整する珍しい施設です。平時はダム下流にある田畑や都市に安定的に水を供給し、洪水・渇水時は流量管理により町を守っています。荏原は2017年から近隣の小学生を対象に、現場見学会を開催しています。本見学会は自分たちが暮らす地域にあるダム関連施設や、そこで働く人たちへの理解を深めてもらうこと、そして、普段目に触れることのない大型ポンプなどの設備を直接見ていただき荏原の事業を通じた社会への貢献をお伝えすることを目的としています。
本表彰はこのような建設業の担い手の確保・育成に繋がる取り組みと、優秀な工事成績をおさめた点が評価されたものです。※3
※1:
ダムや河川、湖などから水を引き、農産物を育てるために田や畑へ人工的に給水をしたり排水をしたりすること。
※2:
荏原は、国交省が掲げる「建設産業の担い手確保・育成推進」に賛同しています。
※3:
関連リリース:荏原製作所 鬼怒川上流ダム連携施設見学会を開催 (2019年)
国土交通省関東地方整備局鬼怒川ダム統合管理事務所 令和元年度優良工事等の事務所長表彰について