2018年09月18日
株式会社 荏原製作所
バンコク郊外のチャイヤヌチット取水ポンプ場<sup>※</sup>を見学する受講生の皆さん
荏原製作所(以下:荏原)は、2018年8月30日~9月5日にかけてタイのバンコクでポンプのセミナーを行いました。今回のセミナーは、Asian Institute of Technology (AIT)との共催28回目になります。セミナーにはタイ、ベトナム、バングラディッシュ、カンボジア、フィリピン、スリランカの6カ国から52人が参加しました。
セミナーでは、給水設備向けポンプ技術をテーマに、送水・取水ポンプの仕様の決め方や、ポンプの省エネルギー運転の比較、浄水場・取水ポンプ場への見学ツアーなどを行いました。
荏原は、技術指導などの国際協力を通じて、世界各国で相互理解を深めてきました。1989年の畠山清二記念荏原基金設立以来、世界各地でセミナーを270回以上開催しており、延べ13,000人以上が参加しています。2018年度は計6回のセミナーを予定しています。
荏原は、今後もポンプをはじめとする製品・サービスの提供をするだけでなく技術セミナーなどの国際協力活動を通じて、東南アジア・南米諸国などの発展に貢献していきます。
Pump Business | Ebara (Thailand) Limited (ETL) |
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チャイヤヌチット取水ポンプ場には5台の荏原ポンプが納入されています。この取水ポンプ場では河川水を取水し、約58km離れた貯水池に送水しています。貯水池に蓄えられた水は、上水、工業用水、灌漑用水に使われています。