2017年11月01日
株式会社 荏原製作所
荏原環境プラント株式会社
武蔵野クリーンセンター<sup>※</sup>
当社グループの荏原環境プラント株式会社(社長:市原昭、本社:東京都大田区)は、2017年3月に納入し、同4月より運営を開始した武蔵野クリーンセンター(東京都武蔵野市)におきまして、グッドデザイン賞2017を受賞しました。
武蔵野クリーンセンターのデザインは、市民参加の議論により低炭素社会を実現するための施設として、地域に開き、周辺のまちづくりへと展開していくことを目標としています。通常は閉じている工場内を見える化し、自由に入れる見学者コース、イベントのできるオープンスペースを整備し、市民がごみの問題に向き合える施設としている点が評価され、この度の受賞となりました。
「武蔵野クリーンセンター」へのグッドデザイン賞は、荏原環境プラントの他、武蔵野市(東京都)、水谷俊博建築設計事務所(東京都)、鹿島建設株式会社(東京都)との共同受賞となります。
写真撮影:石黒写真研究所
ゴミ焼却施設は、現代を生きるすべての人々にとって必要な施設でありながら、その使用用途から地域にとっての迷惑施設になりがちである。実際、旧施設は周囲を緑で覆った隠すデザインだった。今回は、塀をなくし、周辺の広場と繋がる開かれた施設としている。建物内部にも巨大なガラス面からごみ処理の流れが体験できる見学ルートを設置。市民がごみの問題を見て見ぬ振りすることなく、向き合える施設としている点が評価された。
荏原グループは、今後も廃棄物処理施設の建設・運営維持管理を通じて、地域のみなさまに親しまれる施設づくりを行ってまいります。