2016年06月28日
株式会社荏原製作所
荏原製作所(以下:荏原)は、2016年6月9日10日の二日間、ヤンゴン(ミャンマー)のミャンマーエンジニアリング協会(MES)でポンプの技術セミナーを開催しました。セミナーには、官庁、地方自治体、民間企業などから54人が参加しました。
経済成長著しいミャンマーでは、新しい商業ビル、工業団地の建設が相次ぎ、首都ネピドーや第二の都市マンダレーでは大規模な都市計画が進んでおり、水インフラへの需要が高まっています。荏原グループは、15年11月にヤンゴンに駐在員事務所を設立しました。セミナーでは、ミャンマーの不安定な電力事情を受け、ポンプの運転方法の省エネルギー化、停電時のウォーターハンマー現象※ などに大きな関心が寄せられました。
荏原は、技術指導などの国際協力を通じて、世界各国で相互理解を深めてきました。1989年の畠山清二記念荏原基金設立以来、世界各地でセミナーを250回以上開催しており、延べ12,000人以上が参加しています。2016年度はベトナム、タイなどで計8回のセミナーを開催予定です。
荏原は、今後もポンプをはじめとする製品・サービスの提供をするだけでなく、技術セミナーなどの国際協力活動を通じて、東南アジア諸国の発展に貢献していきます。
※
ウォーターハンマー現象:
ポンプ起動時や、停止時(特に停電などによる急停止時)、バルブ開閉時など管内を充満して流れている水の速度が急激に変化すると、水圧に激しい変化が生じる。この現象を水撃作用(ウォータハンマー)という。ウォーターハンマー現象が発生すると配管やバルブなどが破損してしまう。
セミナーの様子
Ebara (Thailand) Limited http://www.ebara.co.th/ |
Yangon Branch |
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以上