2021年02月15日
荏原製作所(以下:荏原)は、このたび、一般社団法人日本経済団体連合会(以下「経団連」)が主導する、脱炭素社会の実現に向けた「チャレンジ・ゼロ」プロジェクトに参加表明するとともに、チャレンジ事例を登録しました。
荏原は2020年に公表した「長期ビジョンE-Vision2030」(以下、E-Vision2030)の5つの重要課題の1つに「3.環境マネジメントの徹底」を掲げています。その取組みの一環として、「チャレンジ・ゼロ」に参加し、カーボンニュートラルに向けて、再生可能エネルギーの最大限の利用を含めた、CO2削減を推進することを課題として積極的に活動していきます。
「チャレンジ・ゼロ」(チャレンジネット・ゼロカーボンイノベーション)」は、経団連が日本政府と連携し、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」が長期的なゴールと位置づける脱炭素社会の実現に向け、企業・団体がチャレンジするイノベーションのアクションを、国内外に力強く発信し、後押ししていく新たイニシアティブです。
経団連「チャレンジ・ゼロ」公式ウェブサイト
荏原のチャレンジ事例
「再生可能エネルギー利用と高効率製品の拡販によるカーボンニュートラルへの貢献」
荏原グループは、事業所における再生可能エネルギー等の調達、高効率製品・半導体プロセスガス処理装置等の販売を通じ、カーボンニュートラル社会の実現に貢献します。
荏原グループの2030年に向けたCO2削減の目標は下記のとおりです。
(1)
2030年のCO2排出量(Scope1,2)を2018年を基準年として26%削減する。
(2)
2030年に販売する製品の使用により発生する温室効果ガスを、CO2約1億トン相当削減する。
更に、再生可能エネルギー電力の調達、太陽光発電等の再生可能エネルギー源の利用、事業を通じたカーボンニュートラルへの貢献を各々最大限推進することで、社会の脱炭素化を強力にサポートして参ります
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。