2021年03月12日
荏原製作所(以下:荏原)は、国土交通省(以下:国交省)が進める「マスプロダクツ型排水ポンプ技術の開発・導入・活用に関するプロジェクト」に取り組む企業として選定されました。これより技術研究会に参画し、実証試験を行うための排水ポンプを製作します。
国内の公共インフラ施設は高度成長期に整備されたものが多く、建設後40年以上経過する施設の割合が高くなっています。排水機場においても、今まで長寿命化対策を施しながら稼働していた施設内のポンプ設備が製品自体の寿命を迎え、数多くの機械設備に「大更新時代」が到来します。こうした背景を基に、コストを抑制しつつ効率的かつ効果的に河川ポンプ 設備の更新を行う手法及び技術開発が求められています。荏原は、今回の取り組みを通じてマスプロダクツを活用した新たな排水ポンプ設備の実現に貢献してまいります。
荏原は「長期ビジョンE-Vision2030」において、「持続可能な社会づくりへの貢献」を重要課題に掲げています。事業活動を通じて、安全・安心に過ごせる社会インフラを支えてまいります
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。