2021年03月19日
派遣中の小坂 翔(中央)と派遣プログラムに関わる人事や法務のメンバー
荏原製作所(以下:荏原)は次世代人材の育成を促進するため、当社が出資する「リアルテックグローバルファンド」を通じ、スタートアップ企業へのフルタイム派遣プログラムを開始しました。
荏原は、長期ビジョン「E-Vision 2030」で、今後の世界の展望をもとに社会課題を認識し、グローバルなマーケットインの視点で新規事業を創出し、持続可能な社会に貢献していくことを目指しています。また、競争し挑戦する企業風土を醸成するため、当社が出資する企業等への人材の派遣を通じて、将来的に荏原の次世代を担うイントレプレナー*や経営人材の育成を目指しています。
フルタイム派遣プログラムでは、課題の発掘や技術の見極めといった新規事業のシーズ探索から、荏原グループの技術を活用した事業の開発・実行までの経験を積むことで、将来的に荏原の新規事業をリードする人材になることが期待されます。同時に、異なる環境で働くことで多様な文化・価値観を身に着け、革新的な事業アイディアの創出へ繋げる狙いがあります。
当社が出資する東南アジアのディープテック系ベンチャーに対して投資育成を行うリアルテックグローバルファンドにて、当社のマーケティング統括部 次世代事業開発推進部の小坂 翔が、2021年1月よりフルタイム派遣プログラムに参加しています。
今後もスタートアップ企業への派遣プログラム等を通じて、当社が有する技術を活用した世界の課題解決に向けた新規事業の創出や、次世代人材の育成強化によって、持続可能な社会に貢献していきます。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
関連記事:
東南アジアの社会課題を解決するリーダーへ
―リアルテックファンドでの教育研修プログラムを通して荏原製作所が抱く未来―
*
イントレプレナー:一般の企業家を意味するアントレプレナーと区別した「社内起業家」を意味する。企業内で新しいビジネスを立ち上げる際に、そのリーダーとなる人材。