2021年04月26日
荏原製作所(以下:荏原)は、一般社団法人 経済団体連合会(以下、経団連)の掲げる「2030年30%へのチャレンジ」への賛同を表明しました。
経団連は、11月に公表した「新成長戦略」において、「2030年までに役員に占める女性比率を30%以上にする」という目標を掲げています。具体的な目標の達成に向けたムーブメントを形成するため、以下に取り組みます。
1
ダイバーシティ&インクルージョンを経営戦略の重要な柱に位置づけ、ビジネスインパクトにつながる取り組みを推進する
2
企業の意思決定機関である取締役会に着目し、女性をはじめ多様な人材の視点を、業務執行やガバナンスに活かす取り組みを加速する
3
タレント・パイプラインを強化するため、採用から幹部人材の育成(候補者の可視化を含む)まで、それぞれのキャリア・ステージに応じたサポートを実施する
4
これまでの雇用慣行からの脱却・組織風土改革を進め、あらゆる社員のパフォーマンスを最大化しうる組織・環境づくりを追求する
荏原は、長期ビジョン「E-Vision2030」の重要課題である「人材の活躍促進」の施策として更なるダイバーシティの推進を目指し、今回のチャレンジに参加することにいたしました。
荏原では、積極的にダイバーシティの推進に取り組み、「意識改革、風土改革」「制度・環境の整備」「業務改革、業務の見える化」の3方向から従業員一人ひとりが個性を活かし、能力を最大限に発揮できる就業環境を整えています。その成果として、女性基幹職※比率は、16年3月末の4.2%から20年12月末に6.1%まで上昇しています。
なお、取締役は社内外計10名のうち3名が女性です。
当社は女性従業員のキャリア形成支援の強化・加速を行い、基幹職に占める女性従業員の比率を向上させていきます。今後もダイバーシティ推進に積極的に取り組み、多様な社員が働きがいと働きやすさを感じて、活躍できる企業グループを目指します。
※基幹職とは、管理職を指します。