2021年05月13日
オーバーホール工場の外観
荏原製作所(以下:荏原)の海外グループ会社であるEBARA Precision Machinery Europe(本社:ドイツ、以下:EPME)は、ドレスデン(ドイツ)にドライ真空ポンプのオーバーホール工場を建設し、4月より稼働を開始しました。本工場は、EPMEにとって2番目のドライ真空ポンプのオーバーホール工場です。
EPMEはドライ真空ポンプ、ターボ分子ポンプ、半導体製造におけるチップ製造で用いられるCMP装置、及び化学産業などで用いられる排ガス処理装置の販売・サービスを、ヨーロッパ市場をメインに展開しています。シリコンザクセンとも呼ばれるドイツのIT都市として半導体事業の主要メーカが集うドレスデンの拠点は、当社のヨーロッパ市場における精密・電子事業の中心的な役割を担います。
所在地 | Dresden, Germany |
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敷地面積 | 800㎡ (工場), 約100 m2 (事務所) |
投資費用 | 約160万ユーロ |
施設内容 | ドライ真空ポンプのオーバーホール |
稼働開始日 | 2021年4月 |
また、環境保全を考慮し、本オーバーホール工場は事務所も含めてLEDの照明を導入しており、将来的には太陽光発電パネルの設置も検討しています。
新しいオーバーホール工場の稼働により半導体製造装置・機器のアフターサービスを強化することで、世界的に高まる半導体需要に対応し、荏原グループは当社の長期ビジョン「E-Vision2030」で掲げる社会のスマート化に貢献していきます。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。