2021年07月06日
表彰状
荏原製作所(以下:荏原)は、札幌市下水道河川局より「令和2年度札幌市下水道河川局工事 安全管理優秀業者」に6年連続、通算で7回目となる選定、表彰を受けました。
下水処理場は、住民の方々の安全と快適な生活を担う必要不可欠なインフラです。荏原は、ポンプや送風機などの設備の提案、設計、調達、機械設備工事、アフターサービスの総合エンジニアリングによって、下水処理場が抱える課題を解決しています。
本表彰は工事関係者の安全意識の高揚と工事事故防止を目的として、札幌市下水道河川局が1981年(昭和56年度)から工事の安全管理について特に優れた企業を表彰するものです。今回の表彰は札幌市の下水処理場である「創成川水再生プラザ」「伏古川水再生プラザ」「豊平川水再生プラザ」に納入されている汚水ポンプ全5台の整備工事について、評価をいただいたものです。複数の大型立軸ポンプの整備は、長期に渡り現場で作業が行われました。日々状況が変化する建設現場において、危険予知活動など安全管理を実施し工程通りに工事を完了しました。
ポンプ諸元 (抜粋) |
豊平川 水再生プラザ |
・No.4主ポンプ 400VDYM型 Φ400 mm × 22.5 m3/m ✕ 8.1 m ✕ 45kW ・No.5主ポンプ 400VDYM型 Φ400 mm × 22.5 m3/m ✕ 8.1 m ✕ 45kW |
各1台 |
伏古川 水再生プラザ |
・No.4主ポンプ 600VLZM型 Φ600 mm × 48 m3/m ✕ 20 m ✕ 250kW |
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創成川 水再生プラザ |
・No.1主ポンプ 700VZM型 Φ700 mm × 63 m3/m ✕ 10 m ✕ 155kW ・No.2主ポンプ 800VZM型 Φ800 mm × 90 m3/m ✕ 13 m ✕ 280kW |
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工期 | 2020年5月27日~ 2021年3月16日 |
荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指しています。当社は、雨水排水機場では国内トップのポンプ納入実績を持ち、現在も新設を含め、更新や改造など多くのプロジェクトを遂行中です。荏原はこれからもポンプ事業のトップメーカとしてお客さまの課題を解決し、社会インフラの強靭化を支えてまいります。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。