2021年08月02日
荏原製作所(以下:荏原)は、「持続可能な社会づくり」に不可欠な水素社会の実現への貢献を全社的に行っていくため、社長直轄の「CP水素関連事業プロジェクト」を発足しました。
当社は、長期ビジョン「E-Vision2030」で持続可能な社会の実現への貢献を掲げています。今後、荏原グループが社会課題解決に貢献し発展していくためには、市場や顧客のニーズを満たす新たな事業やビジネスモデルの創出が不可欠です。そこで、マーケティング活動や研究開発によって見出した新たな事業のシーズから、新事業を迅速かつ強力に創出していくことを目的とし、8月1日付でコーポレートプロジェクト(以下:CP)制度を制定しました。
本CP制度は、社長直轄の組織として運営します。当社の中長期戦略に合致するテーマであり、一定以上の事業規模が見込まれること、実行の難易度が高く市場参入までの期間が中長期に渡ること、また荏原グループ内の複数の事業部門の関与および新しい発想・手法を必要とすることを要件としています。
「CP水素関連事業プロジェクト」は、CP制度適用の第一弾として発足します。脱炭素社会への流れの中で、今後、市場の拡大が急速に見込まれる水素関連需要に対応していきます。プロジェクトチームは、水素関連事業に関するリサーチ・検証を行うマーケティング戦略ユニットと、製品開発を行う技術開発ユニットによって構成されます。
荏原グループは「持続可能な社会づくり」のため、既存事業の範囲に留まらず、CP制度を活用した新規事業創出を推進していきます。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
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