2021年10月19日
翻訳作業をする参加者(左)、ミャンマーの子供たちに届いた絵本(右)
荏原製作所(以下:荏原)は、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下:シャンティ)が実施する「アジア地域の子供たちに絵本を届ける運動」に参加しています。今年で9回目の参加となり、今回の取り組みには荏原グループ内から100名を超える応募がありました。
世界では、およそ7億7千万人以上もの人が読み書きができない環境におかれています。特に厳しい状況にある開発途上国の子どもたちに向けて、識字率向上や絵本を読む楽しさを知ってもらうことを目的に、荏原はグループ従業員やその家族が参加できる社会貢献活動を継続してまいりました。これまでの活動を通じて、約900冊の絵本が世界の様々な国の子どもたちに届いています。
今回は、日本で出版された絵本にミャンマー語(ビルマ語)に翻訳されたシールを貼付ける作業を参加者が行い、100冊を寄付しました。国内各地域の緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置期間と重なったため自宅で作業に取り組む参加者も多く、世界の子どもたちの現状をそれぞれが深く考える機会にもなりました。
翻訳された絵本は、シャンティによってミャンマー難民キャンプの子どもたちへ届けられました。荏原は、事業だけではなく従業員やその家族も社会に参加するひとりであるという意識のもと、ボランティア活動にも取り組みながら、これからも社会課題の解決に貢献してまいります。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
写真提供:(公社)シャンティ国際ボランティア会
・掲載画像右
掲載絵本:『おひさまいろのきもの』、福音館書店
写真:©川畑嘉文、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会