2021年11月18日
荏原製作所(以下:荏原)は、地方共同法人 日本下水道事業団が発注する大谷川雨水ポンプ場のポンプ設備増設工事を受注しました。
埼玉県の中央に位置する大谷川雨水ポンプ場は、2008年より約13年間、地域を大雨による浸水から守る役割を担ってきました。近年増加している台風や大雨に対し、複数の河川が流れるこの地域では、ポンプ場の排水能力を増強し、雨水被害を軽減させることが期待されています。荏原は、それぞれの目的に合わせて水を送るポンプ設備などの提案、設計、調達、機械設備工事、並びにアフターサービスの総合エンジニアリングによって、広範囲にわたり上下水道が抱える課題を解決しています。
今回のポンプ設備増設工事により、大谷川雨水ポンプ場の排水能力は従来の2倍になります。
工事名 | 坂戸・鶴ヶ島下水道組合 大谷川雨水ポンプ場 ポンプ設備工事その2 |
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工事諸元 (抜粋) |
主ポンプ:先行待機型立軸斜流ポンプ(1350VZGE型) φ1350mm×315m3/min✕7.3m | 各2台 |
原動機:水冷式ディーゼルエンジン560kW×1000min-1 | ||
工期 | 2021年9月11日~2023年3月3日 | |
施工場所 | 埼玉県坂戸市紺屋1668 |
荏原は、雨水排水機場では国内トップのポンプ納入実績を持ち、現在も新設はもちろん更新や改造など多くのプロジェクトを遂行中です。荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指しています。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。