2021年12月22日
荏原製作所(以下:荏原)の海外グループ会社 EBARA Pumps Europe S.p.A. (以下:EPE)は、世界の農村部や貧しい地域で水へのアクセスの課題に取り組むOff-Grid Water Alliance (OGWA)に加盟しました。
国連の統計によると、世界では22億人に安全な水質の飲料水が行き渡っておらず、そのうち7.85億人は、基本的な水供給へのアクセスがありません*。当社は創業以来、社会課題の解決に貢献してきました。荏原グループとして、EPEは世界の水問題に取り組み貢献していきます。
EPEは、SDGsの目標6(安全な水とトイレをみんなに)および目標7(エネルギーをみんなに そしてクリーンに)が実現された持続可能な社会を目指すOGWAの活動に賛同し、参画しました。2021年12月1日に発足したOGWAのミッションは、企業どうしが協力し合い、地球上で水道や電気などの社会インフラが整備されていない地域での水問題を解決することです。
水は健康、農業、生態系、そして教育上も不可欠であり、きれいな水へのアクセスは、人々の安全で安心したくらしに直結しています。当社は、このような世界の水問題を解決する活動は、企業価値の向上と存在意義を高めることに繋がるという点においても、グローバルエクセレントカンパニーとして取り組むべき課題と捉えています。今後も、荏原グループは、世界で6億人に水を届けることを目指し、長期ビジョン「E-Vision2030」で掲げる水や食べ物に困らない社会の実現に貢献していきます。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。