2022年03月08日
左から: 当社マーケティング統括部 次世代事業開発推進部 マリンソリューション課 課長 松井寛樹 リージョナルフィッシュ株式会社 代表取締役 梅川忠典氏 農林水産省 農林水産技術会議事務局研究総務官 山田広明氏
荏原製作所(以下:荏原)の資本業務提携先である リージョナルフィッシュ株式会社(以下:RF)が、第4回 日本オープンイノベーション大賞 にて、「農林水産大臣賞」を受賞しました。当社が共同で研究開発を行う「ゲノム編集技術を用いた品種改良×スマート養殖による地域振興」の取り組みが評価され、本プロジェクトに関わる関係各社とともに表彰されました。
日本オープンイノベーション大賞は、日本の未来を担うイノベーション創出の加速を目指し、産学連携、大企業とベンチャー企業との連携、自治体と企業との連携など、組織の壁を越えて新しい取り組みに挑戦する「オープンイノベーション」の模範的なプロジェクトを政府が表彰する制度です。
本件の受賞理由:
- 水産物に革新的な育種技術を適用し、関係研究機関との共同研究により社会実装にまで到達できたこと
- 養殖技術のスマート化とともに、商品のブランド化などの販売戦略においても、関係企業との連携が成功している事例であること
当社は「海を休める」をコンセプトに、低環境負荷で美味しい魚を安定して供給できる陸上養殖システムの構築を目指しています。当社の長期ビジョン「E-Vision2030で」掲げる重要課題の解決に取り組み、持続可能で「水や食べる物に困らない世界」の実現に貢献していきます。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。