2022年03月17日
荏原製作所(以下:荏原)は、昨年に続いて「健康経営優良法人2022(大規模法人部門)」に認定されました。健康経営優良法人認定制度とは、日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等を日本健康会議が認定する制度です。
当社は長期ビジョン「E-Vision2030」で、多様な社員が働きがいを感じて活躍する職場環境整備の促進と、事業の成長を通じて持続的に社会に貢献することを目指しています。
当社は、2020年11月に「荏原グループ健康経営宣言」を策定しました。従業員一人一人が心身ともに健康であることを目指すため、健康経営を推進する安全衛生計画を作成し、PDCA サイクルを運用しています。各事業所の安全衛生計画は、荏原グループ全体の安全衛生活動の推進を図る中央安全衛生委員会にて審議した上でサステナビリティ委員会に報告され、全社横断での継続的な改善に取り組んでいます。
特に昨今は、コロナ禍において在宅勤務を推進するなかで、従業員同士のコミュニケーションや周囲への相談の機会が減少しています。従来とは異なる就業環境によるメンタル不調やストレスに悩む従業員への対策として、社内産業保健スタッフによるオンライン相談窓口を開設し、ストレス関連疾患の発生予防・早期発見と対応に努めています。
また、健康経営の取り組みとして、当社では以下のような施策を行っています。
■ 感染病予防対策の徹底 |
■ オンラインでのマインドフルネス・ヨガ講座の配信などストレスの解消やコミュニケーション促進活動 |
■ 荏原グループ定期健康診断実施率 100%の達成 |
■ 摂取カロリーや塩分摂取量のアドバイスなど、健康増進・生活習慣病改善のためのプログラムの実施 |
■ 受動喫煙対策:全拠点にける屋内喫煙所の撤去、禁煙支援プログラムによる禁煙治療費用補助 |
■ その他:女性特有の疾患に対する取り組み、高齢者に対する配慮への取り組みなど |
今後も、従業員のワーク・ライフ・バランスの実現や心の健康づくりを含む安全衛生を第一に考え、個々の従業員の能力を十分に発揮できる安心・安全な、働きやすい職場づくりを推進していきます。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。