2022年06月22日
ICGNのLinkedinに掲載された当社会長 前田のコメント
荏原製作所(以下:荏原)は、今般、効果的なコーポレート・ガバナンスとスチュワードシップの向上を通じて、効率的なグローバル市場と持続可能な経済の発展を目指す国際組織である国際コーポレートガバナンス・ネットワーク(ICGN)*に加盟いたしました。
荏原グループは、「創業の精神」、「企業理念」、「荏原グループCSR方針」から構成される「荏原らしさ」を当社グループのアイデンティティ/共有すべき価値観として定めています。この「荏原らしさ」のもと、持続的な事業発展を通じて企業価値を向上させ、その成果を、株主をはじめとする様々なステークホルダーと分かち合うことを経営上最も重要な事項と位置付け、その実現のために、常に最良のコーポレート・ガバナンスを追求し、その充実に継続的に取り組んでいます。
当社は、ICGNへの加盟を通じ、世界の先進的なコーポレート・ガバナンスに関連する知見を深化させ、持続的な企業価値向上に向けて当社のコーポレート・ガバナンスをより一層高度化させていきます。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
ICGN のケリー・ワリング最高経営責任者(CEO)からのコメント
「ICGNは、日本において先進的なコーポレート・ガバナンスを推進している荏原をICGNメンバーに迎えることができ、大変喜ばしく思います。世界中でコーポレート・ガバナンス基準が進化し続ける中で、市場の発展に向けて、この分野のリーダーが貴重な経験と知識を共有することが不可欠です。
私たちは、70兆ドルの運用資産残高を有するグローバル投資家のイニシアティブであり、そのICGNのネットワークに荏原が参加し、長期的な企業価値の維持・向上に共に取り組み、持続可能な経済・社会・環境に貢献していくことを歓迎します。」
ICGNはInternational Corporate Governance Network(国際コーポレートガバナンスネットワーク)の略称で、効果的なコーポレート・ガバナンスと投資家のスチュワードシップ向上により、効率的なグローバル市場と持続可能な経済の発展を目指す国際的な組織。1995年に英米を中心とした機関投資家主導のもと設立され、本部をロンドンに置く。ICGNは、45以上の国・地域の機関投資家等が加盟し、日本をはじめとする世界各国に対してコーポレート・ガバナンスとスチュワードシップの向上に向けた提言を行っています。