2022年07月01日
荏原製作所(以下:荏原)は、「競争し、挑戦する企業風土」を醸成し、多様な人材の活躍を促進するため、7月1日付で社長直轄のダイバーシティプロジェクトを新設しました。
当社は、長期ビジョン「E-Vision2030」で、多様な社員が働きがいと働きやすさを感じて活躍できる企業グループとなることを掲げています。性別や国籍などの目に見える違いだけではなく、経験や職種などの目に見えない違いまでインクルージョンを行うことが、企業の成長だけでなく、社員それぞれの成長にも必要不可欠と考えています。当社は2022年1月に社長直轄のプロジェクトとして社内で公募した有志によるダイバーシティ活動を開始し、このたび7月1日より専任組織として発足しました。
ダイバーシティプロジェクトでは、多様な人材の知と知(人と人)がつながることで、さまざまなイノベーションを起こせる世界の実現を目指しています。変化が激しく、正解のないビジネス環境に柔軟に対応して成果を出せる人材を、「増やす」「見つける」「育てる」「つなぐ」ために重要な、Task diversity(経験や考え方、専攻、職歴などの目に見えない違い)を進めていきます。グループ全体でこの取り組みを加速していくため、7月1日より、社長直轄のダイバーシティプロジェクトとして新設しました。
Task Diversityを進めるために、2022年3月に全従業員を対象にしたダイバーシティサーベイを実施し、従業員一人ひとりの経験や想いを収集しました。今後は、それぞれの特性を活かした働き方の選択肢が増えることを目指し、データに基づいた活動などを行っていきます。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。