2022年07月13日
荏原製作所(以下:荏原)は、気候関連財務情報タスクフォース(TCFD)提言に基づく情報を更新いたしました。気候変動は世界が直面している重大な課題であると認識し、荏原は2019年5月にTCFDに賛同、署名し、2020年から提言に基づく情報を開示しています。
このたびTCFD提言に基づく情報として、ガバナンスに関する情報、オイル&ガス市場向け事業、および 半導体製造市場向け事業の気候関連のリスク・機会のシナリオ分析情報を更新しました。
ガバナンスに関しては、荏原グループとして2050年カーボンニュートラルを目指すことを目的として、カーボンニュートラルプロジェクトを発足しました。本プロジェクトは、カーボンニュートラルを達成するための課題整理に着手しています。
戦略のシナリオ分析に関しては、LNG(液化天然ガス)関連施設やダウンストリーム領域(石油精製、石油化学品製造など)を主な市場としている事業と、Society5.0の取り組み、電気自動車の普及、脱炭素を実現するためのさまざまな製品や技術開発などに欠かせない半導体の製造を主な市場としている精密・電子事業について、それぞれ気候関連のリスク、機会の分析を行い、財務インパクト、対応策の情報までを更新しました。
今後も引き続きステークホルダーとの対話等を通じて、気候変動に関する取り組みと情報開示の継続的な改善を行っていきます。
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