2022年09月21日
荏原製作所(以下:荏原)は、久留米市より篠山(ささやま)排水ポンプ場(以下:本機場)におけるポンプ設備の増設工事を受注しました。
本機場が位置する久留米市は、福岡県内で人口第三位の大きな都市です。この地域は約40年前から都市化が進み、現在は周辺に鉄道や主要道路、企業や大学など多くの施設が立ち並んでいます。近年は増加する大雨などの影響で地域の浸水被害のリスクが高まり、一級河川である筑後川に雨水を排水する本機場の役割はますます重要になっています。
今回受注した工事は、大型排水ポンプの増設により本機場の排水能力を従来の約1.2倍に向上させることを目的としています。
ポンプ諸元 (抜粋) |
先行待機運転ポンプ(1650VZGE型) 1台 Φ1650mm×360m3/min×6.3m×530kW |
工事期間 | 2022年7月~2024年3月 |
施工場所 | 福岡県久留米市旭町 |
荏原は、雨水排水機場では国内トップのポンプ納入実績を持ち、現在も新設はもちろん更新や改造など多くのプロジェクトを遂行中です。荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指しています。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。