2022年10月31日
荏原製作所(本社:東京都大田区、代表執行役社長:浅見 正男)(以下:荏原)は、この度開講された「東京大学メタバース工学部」のゴールド会員となりました。
当社は、多様な人材の活躍を促進しつつデータドリブンな戦略策定および意思決定を進めるため、メタバースの活用に取り組んでいます。既存のビジネスモデルからの脱却や、新しい働き方の検討・導入を視野に入れ、メタバースを活用した経営と人材の活躍促進を目指しています。2022年7月にデータストラテジーチームおよびダイバーシティプロジェクトを発足させました。当社は、データドリブンな視点で国籍・年齢・性別などの目に見える情報だけでなく、専攻・経験などの目に見えない情報を重視するタスクダイバーシティを推進しています。
VUCA時代においては、多角的な視点をもった人材、意思決定速度の速さ、デジタル分野のビジネスでの応用が特に重要度を増しており、このようなスキルを持った人材の獲得が急務となっています。また当社で勤務する従業員も、急変するビジネス環境にさらに対応できる人材のリスキリングが喫緊の課題となっています。
当社は、東京大学メタバース工学部のゴールド会員となることで、AIリスキリング講座を従業員が受講できる制度を開始します。人的資本経営強化の一環として、社内のビジネス環境の変革を促し、タスクダイバーシティをさらに推進していきます。
当社が掲げるデータドリブンによるダイバーシティを実現するため、東京大学メタバース工学部の理念と、当社が所持しているピープルアナリティクス技術を掛け合わせ、メタバースを使った「Metaversity*」の推進に取り組んでいきます。
東京大学メタバース工学部の公式ホームページ
https://www.meta-school.t.u-tokyo.ac.jp/
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
*MetaverseとDiversityを掛け合わせた造語。アバターを使用することによる目に見えない違いによる多様性のインクルージョンをMetaverseによって促す考え方。