2023年01月27日
排水ポンプ外観
荏原製作所(以下:荏原)は、日本下水道事業団発注の寝屋川市高宮(たかみや)ポンプ場(以下:本機場)に大型の雨水排水ポンプを納入しました。
寝屋川市は、大阪府高槻市から泉佐野市に至る一般国道170号線旧道以東の丘陵地の雨水を讃良(さんら)川へ円滑に排水させる「高宮ポンプ場整備事業」を進めています。本事業では、大雨時の浸水被害を防ぐことを目的に、低い地域に雨水が流れ込む前に雨水を取り込む雨水管の設置と本機場の建設が進められてきました。荏原が本機場に納入したポンプにより、雨水管を通じて機場に流れ込んだ雨水は河川に排水されます。
今回の工事では、総排水量が600m3/minとなる3台の雨水排水ポンプを納入しました。ポンプを全台稼働すると、一般的な25mプールを1分間で空にする排水能力です。
工事諸元 (抜粋) |
立軸斜流ポンプ(1350VZGE型) Φ1350mm×243.0m3/min×15.1m×940kW 立軸斜流ポンプ(900VZGE型) Φ900mm×114.0m3/min×15.1m×460kW |
2台 1台 |
工期 | 2020年10月31日~2022年12月23日 | |
施工場所 | 大阪府寝屋川市小路南町2-28 |
荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指しています。
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