2023年03月03日
荏原製作所(以下:荏原)は株式会社リバネスが発足した、多様な生物を育み、炭素資源や水の循環の場となる森林と共存する新しい社会システムの形を目指す「LVNS Forest Project(リバネス・フォレスト・プロジェクト)」に参画いたしました。
当社は、水・環境・エネルギー・デジタルテクノロジー等の社会インフラを支える企業として、長期ビジョン「E-Vision2030」で掲げる重要課題に基づき、ESG経営の推進や持続可能な社会づくりへの貢献を目指しています。特に近年は、CO2の排出抑制や水インフラの整備と効率化、カーボンニュートラルの実現、水素エネルギーの利活用技術の開発、水源地保全等に積極的に取り組んでいます。本プロジェクトは、炭素の吸収源を増やすのみならず、水資源や生物多様性の確保にも貢献できる取り組みです。本プロジェクトへの参画を通じて、世界の国々の持続可能な発展と安心・安全で豊かな社会の実現に貢献してまいります。
本プロジェクトに参画する12社の日本企業が有するアセットを活用しながら、新たな植林体系を構築するためのディープテックの開発や、森林から有価物を生み出すための研究開発、森林と共存する意識醸成のための教育活動等を推進し、新しい人の生き方、社会シス
テムの開発を目指します。
プロジェクト・チーム(参加機関)
当社では、昨年、2050カーボンニュートラル達成を宣言しました。省エネ、再エネ導入促進、エネルギー効率の高い製品開発などを通じて、脱炭素社会の構築に向けた挑戦を続けていきます。また、社会インフラを支える企業として、東南アジアの発展を支え、現地の方々とともに環境と調和したインフラ整備の貢献を果たすべく、リバネス社および参画企業の皆さまと森林再生や水不足の問題解決を加速してまいります。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。