2023年03月27日
荏原製作所(以下:荏原)は、GPIF(年金積立管理運用独立行政法人)の国内株式運用機関が選ぶ「優れたTCFD開示」に選ばれました。
荏原は、2019年5月にTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に賛同署名し、気候関連の情報開示を推進してまいりました。2021年にTCFD提言に基づく気候関連情報開示を行ったのち、投資家の皆さまとの対話を通じていただいたご意見や、当社内での課題認識を踏まえて対面市場ごとの気候関連シナリオ分析に着手しました。
GPIFは、国内株式の運用を委託している運用機関(以下:運用機関)13社に対して「優れたTCFD開示」の選定を依頼しました。運用機関には最大5社「優れたTCFD開示」の選定を依頼するとともに、開示の4項目(ガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標)についても、それぞれ最大3社ずつ優れた開示の選定を依頼しました。
その結果28社が「優れたTCFD開示」として選ばれ、当社はその1社として選定されました。開示の4項目において優れた開示であると選定された企業は55社となり、当社はガバナンスの開示が優れているとの評価をいただきました。
気候関連シナリオ分析の結果は、2月14日に発表した当社グループの新中期経営計画「E-Plan2025」に活かされています。「優れたTCFD開示」の結果は、運用機関の皆さまからの貴重なフィードバックとして捉え、今後も引き続きステークホルダーとの対話等を通じて、気候変動に関する取り組みと情報開示の継続的な改善を行っていきます。
関連情報
GPIF Webサイト
TCFDによる当社の情報開示詳細
2022年 ESG説明会
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。