2023年04月03日
荏原製作所(以下:荏原)は、中国四国農政局より論田川(ろんでんかわ)排水機場(以下:本機場)におけるポンプ設備製作据付工事を受注しました。
本地域は島根県中東部の出雲平野に位置し、米、小麦、大豆などを中心とした農業経営が営まれている県下有数の水田農業地帯です。宍道湖に面する低平地で地下水位が高いことや、排水路の老朽化などにより降雨時には農地が浸水するなどの被害が多く、現在、国による緊急農地再編整備事業が進められています。
今回、新設される本機場では、大型ポンプ設備と付帯設備の製作・据付工事を予定しています。今回の工事により、本機場は農地の湛水被害を防止し、農業経営を安定的に支え続ける施設として地域に貢献していきます。
工事概要 (抜粋) |
横軸軸流ポンプ 800HSGM型 Φ800✕1.5m3/s×3.2m | 2台 |
横軸軸流ポンプ 1500HSGE型 Φ1500mm×5.25m3/s×3.0m | 4台 | |
工期 | 2023年3 月2 日~2025 年11 月10 日 | |
施工場所 | 島根県出雲市平田町地内 |
荏原は雨水排水機場では国内トップのポンプ納入実績を持ち、現在も新設はもちろん更新や改造など多くのプロジェクトを遂行中です。荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指しています。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG 重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
※文中の「○○○型」の表示は当社の機種記号です。