2023年05月19日
荏原製作所(以下:荏原)は、日本国内の婚姻の平等(同性婚の法制化)を推進する「Business for Marriage Equality(以下:BME)」に賛同を表明しました。
当社は、長期ビジョン「E-Vision2030」において「競争し、挑戦する企業風土を具現化する、多様な社員が働きがいと働きやすさを感じて、活躍できる企業グループとする」ことを掲げています。性別や国籍などの目に見える違いだけではなく、経験や職種など目に見えない違いまでインクルージョンを行うことが、企業の成長だけでなく、社員それぞれの成長にも必要不可欠と考え、2022年1月に社長直轄のダイバーシティプロジェクトを発足しました。BMEへの賛同を通じて、誰もが心理的安全性を保ち、安心かつ公平に活躍できる社会の実現に貢献してまいります。
BMEは、2020年11月に発足した公益社団法人Marriage For All Japan ー結婚の⾃由をすべての⼈に(MFAJ)と、NPO法⼈ LGBTとアライのための法律家ネットワーク(LLAN)、認定NPO法⼈ 虹⾊ダイバーシティの3団体による共同プロジェクトです。2023年5月10日時点で、381の企業・団体が、婚姻の平等(同性婚の法制化)への賛同を表明しています。
当社は性の多様性を尊重することで、性という概念に囚われずに社員一人ひとりが持っている背景や、本来秘めているスキルなどでイノベーションを起こせる世界の実現を目指しています。また、多様な性を尊重するため、制度の設計や多目的トイレの設置など環境面での整備も進めていきます。
企業の変革を促すためには多様な人材登用(ダイバーシティ)が重要です。従業員ひとり一人のWell-being(幸福で肉体的、精神的、社会的すべてにおいて満たされた状態)を向上させることにより、「E-Vision2030」のマテリアリティで掲げる「人材の活躍推進」の実現を加速し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。