2024年02月15日
受賞式の様子
荏原製作所とそのグループ会社の荏原冷熱システムの「水素焚吸収冷温水機の開発」が、一般社団法人日本冷凍空調工業会が発表する「 HVAC&Rアワード2024 製品部門」を受賞しました。本製品は、低炭素・脱炭素社会実現に向け、水素を燃料とした世界初※1の水素焚吸収冷温水機です。
本賞は「 HVAC&R JAPAN2024第43回冷凍・空調・暖房展 」(1月30日から2月2日開催)に展示された製品・技術・サービスの中から、冷凍空調機器産業及び関連産業の健全な発展に寄与すると高い評価を受けたものが、HVAC&Rアワード審査委員会により選考、表彰されるものです。
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、クリーンエネルギーを活用した持続可能な地球環境を目指す取り組みが不可欠な中、次世代エネルギーとして水素が注目されています。水素を「つくる、はこぶ、つかう」サプライチェーンの構築に貢献するため、製品・技術の開発に取り組む荏原グループは、オフィスビルや工場、空港、商業施設、地域冷暖房施設などで快適な空調空間を提供するための熱源機「水素焚吸収冷温水機」を2023年12月に発表しました。今回の受賞にあたっては、世界初の水素焚吸収冷温水機である点と、新規性、経済性、利便性・デザイン性において、高い評価をいただきました。
荏原グループは2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを加速し、長期ビジョン「E-Vision2030」で掲げる持続可能な社会の実現に貢献していきます。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
■本件や事業に関するご相談: CP水素関連戦略ビジネスユニット マーケティング戦略・営業部
■取材のご相談:IR・広報部 広報課
※1:当社調べ
・文中の「〇〇〇型」の表示は当社の機種記号です。
■参考
・荏原リリース:
世界初の水素を燃料とした吸収冷温水機を開発
・特設サイト :
荏原の水素ビジネス
・エバラ時報 :
荏原の水素技術の紹介