2024年04月04日
荏原製作所は、環境省が2024年3月29日に発行した「サステナビリティ(気候・自然関連)情報開示を活用した経営戦略立案のススメ~TCFDシナリオ分析と自然関連のリスク・機会を経営に織り込むための分析実践ガイド」の「別添 TCFDシナリオ分析 開示事例・ツール紹介」の第1章.TCFDシナリオ分析参考資料「1-1シナリオ分析開示事例(国内外)」に、企業事例として掲載されました。(別添1-53ページ、別添1-54ページ)
<h3><b>1.背景</b></h3>
当社は、2019年5月にTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に賛同署名し、気候関連の情報開示を推進してまいりました。また、2023年には当社グループの主要な対面市場ごとのシナリオ分析を行い、TCFDガイダンスに沿った情報開示を行いました。
<h3><b>2.概要</b></h3>
本ガイドは、国内外の動向やTCFDシナリオ分析を実際に行う際の手法等を掲載しており、別紙はその内容を具体的に企業事例として紹介するなど、パラメータとして本編を補完することを目的として作成されています。当社は、参考資料「1-1シナリオ分析開示事例(国内外)」に紹介されました。
2023年に当社が開示した、外部パラメータを使用した定量的な分析や、「政策」「顧客」「調達」に関する当社独自分析、戦略のレジリエンスに関する情報が、シナリオ分析開示事例として掲載されています。
今後も引き続き、ステークホルダーとの対話等を通じて、気候変動に関する取り組みと情報開示の継続的な改善を行っていきます。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。