2024年04月23日
ポンプ室内の排水ポンプ
荏原製作所(以下:荏原)は、篠山(ささやま)排水ポンプ場(以下:本機場)に流れ込む雨水を排水するための大型ポンプを1台増設しました。
福岡県内で人口第三位の大きな都市であるこの地域は、約40年前から都市化が進み、現在は周辺に鉄道や主要道路、企業や大学など多くの施設が立ち並んでいます。近年は増加する大雨などの影響で地域の浸水被害のリスクが高まり、一級河川である筑後川に雨水を排水する本機場の役割はますます重要になっています。
今回の大型ポンプの増設工事により本機場の排水能力は従来の約1.2倍になり、毎秒34トンの排水能力になりました。
工事諸元 (抜粋) |
先行待機運転ポンプ(1650VZGE型) Φ1650mm× 360 m3/min×6.3 m |
1台 |
工期 | 2022年7月26日~2024年3月21日 | |
施工場所 | 福岡県久留米市旭町 |
荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指しています。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
※ 文中の「○○○型」の表示は当社の機種記号です。