2024年11月13日
荏原製作所(以下:荏原)は、名古屋市より春日井浄水場(以下:本機場)における大型ポンプ設備5台の新設工事を受注しました。
春日井市で1969年から運用が開始された本機場は、水需要の増加に合わせて施設の能力が増強され、現在は1日に59万m3の水道水を給水する市内最大の浄水場です。本機場で作られた水道水は、主に各配水場を経由し名古屋市内東部地域へ給水されています。近年はインフラを支える本機場の老朽化が進んだことから、施設の建替えが決定されました。
今回受注した工事は、老朽化した既設機場に代わる新たな機場に、大型送水ポンプを5台新設するものです。信頼性の高い設備として、今後も地域の安全・安心なくらしづくりに貢献します。
工事諸元 (抜粋) |
横軸両吸込渦巻ポンプ(600✕450CDM型) Φ600✕450mm×49m3/min×45ⅿ(40m3/min×57m)×600kW 横軸両吸込渦巻ポンプ(500✕400CDM型) Φ500✕400mm×37m3/min×23ⅿ(33m3/min×31m)×250kW |
2台 3台 |
工事期間 | 2024年9月~2027年3月 | |
施工場所 | 春日井市鷹来町4957番地 |
荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指しています。社会システム事業では送水や排水能力を向上させたポンプの開発や、メンテナンスが容易な設備やサービスの提供を通じて、社会インフラの強靭化を支えていきます。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG 重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
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