再生エネルギーの活用

ごみ焼却熱を利用した「電力の地産地消」を推進しています

ごみ焼却施設は単にごみを燃やして衛生的に処理をするだけの施設ではないことを知っていますか?
ごみ焼却施設は、ごみを燃やす際に出る熱を利用して蒸気をつくり、その蒸気の力でタービン(羽根車の回転エネルギーに変換する装置)を回して電力を生み出すことができます。生み出された電力をその地域内で使うことで、「電力の地産地消」も行っています。
環境カンパニーでは2012年からこの取り組みをはじめ、現在では全国14の地域で小中学校や市庁舎などの公共施設に供給する「電力の地産地消」の活動を行っています。このごみによる発電は、化石資源の代わりにごみを燃料として電力を生み出すことができるため、CO2排出量の削減にもつながっています。また、災害等による停電時でも、ごみを燃やして発電を続け、地域に電力を供給することが可能です。
このように、ごみ焼却施設は、地域のクリーンでエコな環境づくりに貢献し、そして災害時の頼れる存在として、地域の暮らしを今日も見守っています。