ロボット点検サービス

先端ロボットの活用で、プラント稼働日数の増加や突発トラブルの未然防止にも貢献

環境カンパニーでは、ロボットなどの新技術の導入を進め、点検・保守作業の時間短縮や資機材の削減に取り組んでいます。2019年に水浸超音波探傷センサを搭載した「小型走行型水管厚さ連続測定ロボット(SQUID®)※」を株式会社ハイボットと共同開発。ボイラの点検口から投入したロボットを測定対象の水管まで走行移動させ、センサを水管へ挿入してボイラ水管の厚さを自動で連続測定します。このロボット技術でボイラ水管の厚さ測定の実証実験に成功し、現在ではボイラ水管の摩耗、腐食等の経年劣化の把握等のサービス提供も行っています。

ロボットの導入により、ボイラ水管の一部を切断する等の準備作業が解消され、作業時間短縮や資機材の削減を通じて、プラント稼働日数の増加と廃棄物削減の両立を実現しています。また、取得した精密データに基づく適時適切な補修対応により突発トラブルの未然防止にも貢献しています。これからも、先端ロボット技術を活用した点検サービスやRaaS(Robot as a Service)を推進していきます。

※SQUIDは、(株)ハイボットと荏原環境プラント(株)の日本における登録商標です。

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