エチレンプラントの分解ガスコンプレッサ(中国)

中国の石油化学工業を支えるコンプレッサを納入

石油化学工業は、石油や天然ガスを原料としてさまざまな生産工程を経て多種多様の化学製品を製造する産業です。原料からさまざまな化学プロセスを用いることで、エチレンやプロピレン等の重要な石油化学基礎製品が製造されます。これらを基に、私たちの日常生活に欠かすことができないプラスチックやタイヤなどをつくる合成ゴム、洋服に使われる合成繊維などの製品が製造されます。
荏原が手がけるコンプレッサは、ガスを羽根車による遠心力のエネルギーを加えて昇圧させる装置です。石油化学プラントでは、石油化学基礎製品(エチレン、プロピレンなど)に仕分けされ、さまざまな化学製品が生産されます。それらをつくるプロセスにおいて当社のコンプレッサは基幹機器として使用され、とても重要な位置づけとなっているのです。
写真は中国のエチレンプラントに納入した分解ガスコンプレッサになります。