表1 冷却塔仕様 Table 1 Specifications of cooling tower
プラント名 中国石油化工股份有限公司齐鲁分公司斉魯石化煉油工場 硫黄装置排ガス処理
冷却塔仕様 脱硫吸収液密閉冷却塔 急冷水密閉冷却塔
蒸発能力 1850 kW 3136.5 kW
密閉式循環液流量 100 m3/h 150 m3/h
循環液密度/粘度 1018 kg/m3/1.94 cP 973 kg/m3/0.47 cP
循環液圧力/配管圧力降下 0.5 MPa/50 kPa 以下 0.5 MPa/50 kPa以下
熱交換器入口/出口液温 50 ℃/32 ℃ 50 ℃/32 ℃
環境湿球温度 27 ℃ 27 ℃
ファン直径 2100 mm 2200 mm
モータ出力 7.5 kW 11 kW
循環液成分 脱硫吸収液成分(MDEA)30-40%
H2S 1% 以下
少量のH2S(200mg/L)存在
表1 熱回収施設 概要 
Table 1 Outline of the heat recovery facility
炉形式 全連続燃焼ストーカ炉
エバラHPCC21型
処理量 47.5 t/d×2炉
計画ごみ質 5230~10050 kJ/kg
ボイラ 自然循環式廃熱ボイラ
蒸気条件:4 MPa×400 ℃
最大連続蒸発量:6.4 t/h
排ガス処理方式 バグフィルタ
乾式有害ガス除去装置
発電設備 抽気復水タービン
定格出力:1670 kW
発電端効率:19.6%(基準質ベース)
表2 リサイクルセンター 概要 
Table 2 Outline of the recycle center
不燃ごみ・粗大ごみ処理ライン
 処理能力 1.8 t/h
 破砕方式 低速二軸せん断式+高速縦型回転式
缶類処理ライン
 処理能力: 0.38 t/h
 選別・回収方式 磁選機・アルミ選別機で選別,圧縮装置で圧縮成型
びん類処理ライン
 処理能力 1.14 t/h
 選別・回収方式 手選別後カレットとして資源回収
古紙処理ライン
 処理能力 2.58 t/h
 回収方式 圧縮梱包後,資源物として回収
納入先 新潟市
竣工 1997年3月
施設概要
 公称能力 130t/d×3炉
 焼却炉方式 流動床焼却炉
 燃焼ガス冷却方式 廃熱ボイラ式
 タービン出力 5100kW⇒5500kW(改良後)
事業概要(循環型社会形成推進交付金事業)
 受入供給設備 ごみ計量機,ごみクレーン更新
 燃焼設備 給じん装置,不燃物排出装置他更新
 燃焼ガス冷却設備 節炭器,ボイラ水管他更新
 排ガス処理設備 バグフィルタ更新
 通風設備 排ガス再循環追加,送風機一式更新
 共通系設備 タービン,灰固化装置,純水装置,冷却塔,空気圧縮機,各種ポンプ更新
 電気計装設備 中央監視制御システム(DCS)更新
工期
 DCS更新 2012年7月~ 2013年3月
 基幹改良 2013年12月~ 2016年3月
納入先 中濃地域広域行政事務組合
竣工 2003年3月
施設概要
 公称能力 56t/d×3炉
 焼却炉方式 流動床ガス化溶融炉
 燃焼ガス冷却方式 廃熱ボイラ式
 タービン出力 1980kW⇒2350kW(改良後)
事業概要(循環型社会形成推進交付金事業)
 ガス化溶融設備 給じん装置,耐火物部分更新
 燃焼ガス冷却設備 低圧蒸気復水器追加
 排ガス処理設備 排ガス加熱器撤去及び触媒追加
 余熱利用設備 蒸気タービン・発電機改造
 電気計装設備 PLC更新,排ガス分析計更新
 工期 2014年8月~2016年3月
納入先 三島市
竣工 1989年10月
施設概要
 公称能力 90t/24 h×2炉
 焼却炉方式 流動床焼却炉
 燃焼ガス冷却方式 水噴霧式
事業概要(循環型社会形成推進交付金事業)更新した主要な設備を以下に示す。
 受入供給設備 ごみクレーン
 燃焼設備 給じん装置
 燃焼ガス冷却設備 排ガス冷却器
 排ガス処理設備 ろ過式集じん器
 通風設備 押込送風機,二次送風機,誘引送風機
 灰出し設備 灰搬送装置,灰処理設備
 電気計装設備 受変電設備,中央監視制御システム
 工期 2013年9月11日~2016年3月25日
納入先 稲沢市
竣工 2000年3月
施設概要
 公称能力 60t/d×3炉
 焼却炉方式 ストーカ式焼却炉
 燃焼ガス冷却方式 廃熱ボイラ式
 タービン出力 1950kW⇒2150kW(改良後)
事業概要(循環型社会形成推進交付金事業)
 燃焼設備 火格子更新,耐火物更新
 燃焼ガス冷却設備 ボイラ水管更新
 余熱利用設備 蒸気タービン発電機更新(図2)
 通風設備 排ガス再循環送風機追加
 電気計装設備 DCS更新,排ガス分析計更新
 工期 2014年6月~2016年3月