
Production
水素を「つくる」

EUP®, ICFG®
当社の環境事業が持つEUP®やICFG®などの廃プラスチックをガス化する技術で、
廃プラスチックの循環型利用と水素の製造が可能です。
ターコイズ水素

メタンの熱分解により、二酸化炭素を大気中に排出することなく、水素と固体炭素を同時に製造することが出来ます。
水素と一緒に取り出した炭素は、さまざまな産業用の原料に活用できます。
炭素の固定化もできる、新たなCO₂フリー水素製造法
◆特長
①ターコイズ水素とは
ターコイズ水素とは、水素の製造法のうち、メタンの熱分解により、「水素」と「固体炭素」を同時に製造して得られるCO₂フリーの水素です。
②低い温度で生成できる、高効率なプロセス
低温活性で長寿命な触媒を創成し、プロセスの低温化を実現します。
③付加価値の高い炭素を作り出すことが可能
本反応場分離型プロセスでは、メタン分解と炭素析出の反応炉を分離し、最適な温度・圧力等を制御することで、炭素の作り分けが可能。さらにメタン分解触媒の炭素コーキングを抑制し触媒の長寿命化に寄与します。
システム展開イメージ


・NEDO「水素利用先導研究開発事業」で他の機関 (NIMS、太陽鉱工など)と開発を開始しています。
・中規模実証から大規模実証を踏まえ、2026年の商用化を目指します。
・メタン源(ガス・電力会社など)、水素・炭素メーカとの協業に向けて各社とコンタクト中です。