世界中の社会課題の解決に荏原グループの技術を活用するため、さまざまな分野で新規事業に取り組んでいます。コアコンピタンスを課題解決に結びつけ、保有する技術や人材の資本を技術元素表で「見える化」することにより、社内外の連携や共同開発を活性化させ、イノベーションの創発と荏原グループの更なる成長を図っています。事業推進、製品開発、研究の在り方を成長戦略と一体化させながら、未来に向けた挑戦を進めています。
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宇宙空間の商用利用が拡大するなかで、その基盤となる地上と宇宙を結ぶ新しい輸送インフラの開発が、民間企業主導で急加速しています。当社は、長期ビジョン「 E-Vision2030」で掲げる、進化する豊かな生活づくりに貢献するため、航空宇宙事業の本格的な始動に向け、ロケット部品の製品開発に着手しています。
荏原グループは、世界の人口増加による水産資源の需要増加に伴う食糧問題や、気候変動による天然漁獲量の減少などに着目。こうした海の課題に対応するため、「海を休める」をコンセプトに、完全閉鎖型の陸上養殖システムの開発に取り組んでいます。 当社の流体・熱制御などの技術を活かし、持続可能で安心安全、美味しさにこだわった高品質・量の供給が可能なシステムの実現を目指しています。
荏原グループが強みを持つ熱流体技術やシステムエンジニアリング技術を、再生医療などの医療機器、細胞農業、脱炭素資源といった分野で応用し、新規事業の創出に取り組んでいます。 バイオテクノロジーを活用した最先端の分野で、外部パートナーなどと協業し開発を進めています。