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私の現在の仕事は、世界でもトップレベルの流体技術を必要とする高圧ポンプの設計です。高圧ポンプは、1/1000ミリの違いでも大事故になるほど緻密さが必要とされます。しかしその内部構造に反して、外見は重厚そのものでダイナミックな外形には圧倒されるでしょう(私自身、太さ150mmのボルト1本見ただけで驚きました)。水からエチレン、アンモニアという多様かつ特殊な液体を、富士山を遥かに越える5000m上空まで揚げる程の超高圧にするための超高速回転、-30℃から200℃までの低高温液体による金属の変形や伸び・疲労対策等必要とする高度な流体技術を駆使し、国内外あらゆる地域、電力・鉄鋼・石油精製・肥料プラント等あらゆる分野においてコアとなる役割を担って活躍しています。

私が設計担当した高圧ポンプのひとつに、インドの重要なプロジェクトである肥料プラント向けポンプがあります。このプロジェクトの目的は、土壌が貧困で農作物が育たず、慢性的食糧不足に悩むある地域を、中東等近隣諸国も含め比較的豊富な「石油」という資源から肥料を生成し、活用することによって肥沃な土壌に変えるものです。荏原の高圧ポンプは、そのプラント内で、肥料生成プロセスに欠かす事のできない薬品「液体アンモニア」を反応槽(主原料である石油と化学反応させ、肥料となる成分を生成する槽)へ確実に移送するという重要な役割を担っているのです。入社間もない私が、荏原を代表してこのような大規模プロジェクトにチャレンジする機会を与えられたこと、そのうえ食糧不足の解消に役立つ(現地の子供達の笑顔が目に浮かびました)仕事であり、やり遂げられたこと。全てがまさに学生時代に求めていたことでした。ここで得られた経験、体験によって、他の仕事においても自然と自信・責任感が湧き上がり、新たなチャレンジへの意欲に繋がっています。

学生の皆さんに伝えたい事
荏原は、皆さんが「現在」持っている「世の中に少しでも役立つ仕事をしたい!」という熱い想いを、具体的にチャレンジ、実現する場が沢山あります!
私は、この高圧ポンプの技術をより高度・過酷な条件においても使用することのできるポンプに進化させていきます。さらに、優れた技術・高耐久性という特徴を生かし、今日世界で起こっている食料危機、エネルギー問題や環境問題の解決に役立つ利用法を開発していくとともに、もっと身近に活用できる利用法も生み出していきたいと思っています。こんな素晴らしい仕事を皆さんと一緒にチームとしてやり遂げられたら幸せです。

チャレンジ精神旺盛な人を期待
当技術室は主に電力、鉄鋼、石油精製プラント、肥料プラント用高圧ポンプの受注生産の設計を行っています。高圧ポンプは、回転機械及び流体機械の中でも特に高い技術力を要求される製品であるため、世界でも有数のメーカーを相手に、グローバル展開へ挑む戦略機種のひとつであると位置付けています。今後高圧ポンプは技術の向上とともにさらに多様な分野で必要とされていくでしょう。漁さんをはじめ、皆さんのような若い世代だからこそできることがあります。従来の発想にとらわれずやり遂げるチャレンジ精神旺盛な人、どのような環境においてもフレキシブルに対応でき、自らスキル向上の努力を惜しまない人を期待しています。
室長 寺垣 彰夫

お客様の笑顔まで
「私の入社当時、高圧ポンプは電力(発電所)向けが主流でしたが、今ではポンプを使ったアプリケーション(応用)により、さまざまな業種に利用されています。漁さんはこれからの高圧ポンプ技術を担っていく若手エンジニアの代表です。「ものづくり」に対する真摯な姿勢は群を抜いています。自分の設計した製品がどこまでできているのか気が気でないのか、人一倍工場や現場に足を運んでは席に戻って頭を抱えている毎日で、まるでかわいい我が子をみる親であるかのようです。忙しい中で最後まで製品に対する思い入れの強さに先輩としても頭がさがります。図面の最初のひと書きから製品の完成、納めた後のお客様の笑顔までずっと自分が関われる「ものづくり」。そんな所も荏原の魅力の1つです。
グループ長 岩元 雅信

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