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私は精密・電子事業カンパニーの予算計画・管理を主な業務として行っています。それは全社の中期経営計画からブレイクダウンされた、カンパニーの経営計画（アクションプラン）で売上、利益が示されますが、各事業部の計画がそれに沿ったものになっているかをチェックしていきます。例えば、売上は横ばいなのに、固定費（研究開発費、機器の減価償却費、人件費など）が増えていて、計画の実行性に無理がある時などはその事業についてヒアリングし、軌道修正を行い経営のサポートをしていきます｡逆に業界全体、他社成長率が伸びると考えられる時などは経営層に対して、さらなる投資の必要性を提言します。このように限られた経営資源をいかに有効に活用していくかが、大切な業務の課題なのです。
週末は会社の仲間で作っているチームでサッカーを楽しんでいます。週末まで会社の人と会うのはと思われるかもしれませんが、ここでは他カンパニーの人と知り合いになれますし、悩み相談に乗ってもらうなど、業務上では出来ない親密な関係を築くことが出来ます。もちろん、仕事を忘れてボールを追いまわし、頭をリセットするという目的もあります。実はサッカーは会社の組織とも似ていて、一人目はパスを出す人、二人目はパスを受ける人、そして三人目はその次を考える人の動きが大事なのです。つまり、会社もボールを持っていない、当事者ではないからといって何の準備もせず、関心も持たないメンバーがいるとそのチームは決して強くなることは出来ないのです。
学生の皆さんへ伝えたいこと
学生の皆さんにはメーカーの面白さを知ってもらいたいと思います。学生時代には机に向かって知識を習得することが目的ですが、会社に入るとその製品を実際に作り、お客様に使われ、評価され、良ければ利益を上げ、満足感を得ることが出来ます。仕事を面白くするには興味があれば、分野を限定しないでチャレンジして欲しいと思います。英語も出来れば楽しいし、化学も新しい現象を発見することも出来るかもしれない、というように、役に立たない知識は無く、これが学生生活、会社での生活を充実したものにしてくれるでしょう。
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得意分野をもって欲しい |
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当室では今後、管理会計の一つである『営業基準原価制度』の導入を目指しています。従来、当カンパニーは受注、売上の数字を伸ばすことに重きが置かれ、利益は後から付いてくるという雰囲気になりがちでした。よって、受注する際に本当にいくら利益が出るのか、赤字になるのか分からずに製品を納入することもしばしばありました。しかし、この制度を納入することで受注段階から営業、設計、調達、生産と関係する部門が受注段階で物件ごとの利益率知り、価格の厳しい物件があれば、それを受注するにはそれぞれが、どのような協力体制がとれるかを事前に準備することが出来ます。
鈴木さんは入社以来、企画業務を中心に行ってきました。コーポレート(本社)の経営企画室に所属していた際には中期経営計画策定の一端を担い、会社全体の経営方針策定をサポートする立場でしたが、精密・電子事業カンパニーへ移ってからはカンパニーの受注、売上、単年度予算の管理を行っています。今後は今までの経験を生かして、上記の『営業基準原価制度』の定着に中心的な役割を担ってほしいと期待しています。
また、学生の皆さんには自分の得意分野を早く持ち、それを生かして人的繋がり、業務的拡がりを持ってもらいたいと思います。
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| 室長 飯塚 敏洋 |
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頼りになる先輩です |
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私は管理室の業務の中で、製品の研究開発に対する予算を管理する業務を鈴木さんから引き継ぎました。これは当カンパニーで年間７０件ほどある研究開発案件の予算に対して、半期毎に進捗状況の報告を纏めるものです。知識がゼロからのスタートでしたが、鈴木さんは最初、丁寧に一通りの説明をして全体像を理解させた上で、自分で考えながら仕事を進めるように指導してくれました。分からないことがあると、答えを言うのではなく、ヒントを与えて、自分で解決策を見つけるようにしてくれるので、仕事をやらされているという感じがありません。
プライベートでの鈴木さんは歌って踊れる先輩で、人が歌っている時でも一緒に歌い、職場の雰囲気同様に、大いに盛り上げてくれます。
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| 上野 紀恵 |
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