T.S
2018年入社
工学部卒
T.S2018年入社/工学部卒
品質保証・品質管理 建築・産業カンパニー 標準ポンプ事業部 品質保証課
  • 現在の仕事について
    所属部署では、その名の通り製品の品質を保証するため、製品の検査や品質の良い物を作るためのルール作りなどをしています。私は主にポンプの性能試験、立会検査業務を担当しており、性能試験業務では、組立完成したポンプを運転し、お客様の要求した性能を満足しているのか、機能不適合がないかをデータ分析や実際にポンプの確認をして診断します。立会検査業務では、製品を購入していただいたお客様と一緒に試験・検査を行い、仕様通りに製作できているかを確認していきます。お客様に満足して購入頂くことも大切なミッションのため、細かい仕様の確認や疑問など、懸念点を残させないよう対応することも心掛けています。
  • 仕事のやりがい
    毎日違うお客様を応対するため疑問点も十人十色です。そのため、製品や設備の知識、規格の理解など幅広い知識や経験、社内外をまとめるコミュニケーションスキルが求められます。また立会検査当日までに懸念点を残さないよう事前の準備も必須です。3年目に任された大型の案件では、要求が厳しいお客様のため、事前の準備を入念に行い立会検査に臨みましたが、当日一部付属品の数量誤りの指摘を受けました。関係部署を走り回り信頼を損ねないよう誠実な対応を心掛け、最終的にはなんとか合格をいただきました。帰り際に「君が対応してくれてよかった」と言っていただいたことは今でも鮮明に覚えています。技術的な経験を積めることはもちろん、お客様のリアクションを肌で感じることができるのは今の業務の特権だと思っています。
  • 成⻑を感じた瞬間
    4年目にリモート立会検査という新たな取り組みを任されたときのことです。各種ルールをまとめて実践したところ、通常立会検査と比較し作業時間が倍ほど長くなってしまう結果となってしまい、がむしゃらに改善に取り組みましたが、思ったような効果が出ず途方にくれていました。原因は表面的な改善を繰り返しているところにありました。行動のスピードが正義ばかりだと考え、視野が狭まり、本質を捉えていないことで目の前の問題に囚われてしまっていたのです。一旦立ち止まり全体を0から見直したところ、実施方法の根本的問題を発見、改善することで通常立会検査と同等の作業時間まで削減することができました。即行動主義の私でしたが、それ以来、まず本質を考えるという癖を身につけることができました。結果的に最短で問題を解決できると実感しています。
  • 荏原製作所を選んだ理由
    ポンプは人が生きるために必要不可欠な水を運ぶ製品です。当社は業界のリーディングカンパニーであり、自身が携わった製品が人の生活に直結できると感じたので関心を持ちました。ただ、最終的に決めたポイントは、企業説明会で見た創業の精神である「熱と誠」です。私の人生で最も大事にしている言葉だったので、聞いた時に運命を感じ、ここしかない!!と決断しました。入社後も、会社をより良くしたい!より良い製品を作りたい!と熱い想いを持った上司や、同期がたくさんいるので毎日刺激を貰いながら日々挑戦しています。

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