E.M2020年入社/工業化学科卒
施工管理 インフラカンパニー システム事業部 社会システム建設部
  • 現在の仕事について
    俗に言う「現場監督」です。私が所属している部署では、国内の社会インフラを国や地方公共団体から直接仕事をもらい、元請けとして建設現場の管理監督を行っています。具体的には、皆さんが当たり前のように使っている水道やトイレなどの生活水や排水を安心安全なものにするために浄水場や下水処理場があります。その浄水場や下水処理場の心臓部であるポンプ機械、配管、電気設備の工事やメンテナンスを行っています。他にも農業用の設備や、自然環境改善の浄化設備、近年異常気象で頻発している台風や大雨の洪水対策としての排水機場の建設も行い、元請けとして発注者との工事調整、工事の施工方法の立案、建設した機械の運転、施工協力会社の安全管理などの現場運営が主な職務です。
  • 仕事のやりがい
    人生100年、人は一生のうちに睡眠の次に時間を費やしていると思われる仕事!!学生時代やプライベートの時間よりも長く、大切な人生の中でかなりのウエイトを占めている。私は小さなころから工作が大好きでした。その事も影響されているかもしれませんが、大きな機械設備を一から建設し運転を行い、豊かな気持ちになれる職種です。建設する設備は、立地・使用条件・規模など多種多様なもので、毎回、唯一無二な新たな出会いです。その設備をゴール(お客様への引き渡し)まで、どの様に攻略するかイメージをして工程・作業計画を考え、建設作業が予定通り進んだ時の達成感はたまりません。また、皆さんの生活に直結している重要な社会インフラを支えていると考えるとマインドが上がります。
  • 成⻑を感じた瞬間
    高度成長時代には、多くの上下水道設備、洪水対策の排水機場、農業や工業などに使用する揚水機場などが建設されました。今はその設備が老朽化していることもあり、設備の更新やメンテナンスが必要な時代になっています。自動車なども車検や点検が必要なように、社会インフラ設備を安全に使用するためには、設備の交換や修理が必要です。しかし、上下水道・農業工業など生活に直結しているものは設備を停止する事がほぼ出来ません。更に洪水対策の排水機場などは人命や家屋・田畑などの財産を守るべく運用を最優先に更新やメンテナンスが必要です。先輩方が作り上げた設備の運用を止めることなく機械の更新が出来た時に成長を感じました。
  • 荏原製作所を選んだ理由
    海外などでも有名な施設で、「地下宮殿」とスマホなどで検索すると出てくると思いますが国土交通省江戸川河川事務所/庄和排水機場(首都圏外郭放水路)の建設当時に、前職で電気の技術者として建設工事に携わった事です。荏原製作所が国内や海外に最大級の超大型ポンプを製造建設している事や、農業、水道、工業用水、化学プラントなど様々な分野に、ポンプ等の機械トップメーカとして設備を納めているため、私も会社の一員として社会インフラ設備を建設・点検維持することで広く社会に貢献したいと考えたからです。

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