R.M
2021年入社
電気電子専攻卒
R.M2021年入社/電気電子専攻卒
開発・設計 精密・電子カンパニー 装置事業部 装置制御システム部
  • 現在の仕事について
    私は現在、半導体製造装置であるCMP装置の制御ソフトウェア開発に携わっています。主な仕事としては、CMP装置における基板の搬送評価、簡易なアプリケーションの設計・製作、制御用PCのセットアップなどです。CMP装置とは半導体デバイスを平坦化するために用いられる研磨装置です。搬送評価の業務では、どうすれば基板が装置内で効率良く搬送されるかシミュレータを用いて評価を行っています。また、最近ではアプリケーションの開発業務として、装置の立上げ支援ツールのメンテナンスを担当することになりました。先輩からの指導をもとに実際のプログラミング作業を経験しています。
  • 仕事のやりがい
    仕事のやりがいを感じるのは、先輩からの「よくやった!」という一言です。搬送評価ではなかなか計画通りに結果が出せず、装置パラメータを変えて100回近くシミュレーションを行うこともありました。原因の調査にも数週間とかかることもありました。そこから解決策を見出して再度シミュレーションをするのですが、また新たな問題が発生します。その繰り返しですが、諦めずに続けることで何とか結果を出すことができました。その時には先輩から「よくやった!」と褒められ、頑張り続けた甲斐があったと達成感を味わうことができました。
  • 成⻑を感じた瞬間
    成長を感じた瞬間は、搬送評価で結果を出すためのシミュレーションの回数や調査にかける日数が少しずつ減ってきたことです。入社当初は手当たり次第にパラメータを変えながら、とりあえずシミュレーションするという状態でした。先輩には「なんとなく、で仕事をしないこと」と毎日のように言われていました。今では、自分なりに理由を考えてパラメータを設定できるようになり、シミュレーションで思い通りの結果が出せることが早くなったことで成長を感じています。また、立上げ支援ツールのメンテナンスでは、実際に装置立上げサポートの機会を与えてもらい、自分で製作したツールを使って確認できたことが成長を感じた瞬間でした。
  • 荏原製作所を選んだ理由
    荏原製作所を選んだ理由は、荏原製作所なら挑戦に対し何も心配いらないと思ったからです。私は学生時代に電気電子工学を専攻し、主にハードウェア領域の研究を行っていました。就職活動では学習してきたことが生かせる半導体分野を軸としていたと同時に、触れる機会の少なかったソフトウェア領域への挑戦に強い憧れを持っていました。面接時にソフトウェア開発に携わってもらいたいと言われた時には、嬉しかった半面、自分にできるだろうかという心配がありました。後日、面談の機会を設けていただき、ソフトウェア開発に対する疑問や不安など親身になって聞いてくださいました。私はここでなら何に対しても挑戦に不安を持つ必要はないんだと思い、荏原製作所への入社を強く志望しました。

採用情報について